夏と言えば、ロキシー・ミュージックだと勝手に思っている私(それもブライアン・イーノ脱退後)は先日ディスクユニオンでロキシー・ミュージックの「フレッシュ・アンド・ブラッド」を遂に購入しました。
ロキシー・ミュージックも好きと言いながらも未だに全アルバムまで聴いたことがなく、この「フレッシュ・アンド・ブラッド」については何度も手に取りながらもレジまで持っていくことはありませんでした。
たぶん初めて「フレッシュ・アンド・ブラッド」のCDを手に取ったのは高校生の時だと思います。
ですが、高校生の私がお小遣いで買えるのは一枚だけ。
そうなるとおのずと「アヴァロン」か「フォー・ユア・プレジャー」の二択となり、「フォー・ユア・プレジャー」を選ぶ訳です。
ちなみにロキシー・ミュージックで一番好きな作品を一枚選ぶとなると「サイレン」になってしまう訳ですが、これは高校生の時にレンタルCD屋に置いてあったロキシー・ミュージックのアルバムがブライアン・フェリーのソロ曲も加えたベスト盤と「サイレン」であり、ベスト盤と合わせてレンタルしたCDをカセットテープに録音して聴きまくったからに他ならないからです。
一方で、「フレッシュ・アンド・ブラッド」については何度も手に取った分、2人の女性が槍投げするそのCDジャケットもまた私の記憶に深く残っていました(それは当時のフェリーの恋人で、後にミック・ジャガーの実質内縁の妻となるジェリー・ホールがセイレーンに扮した「サイレン」にも負けじと印象に残っています)。
そして、去年こっちに転勤してディスクユニオンに行った際に買おうと思いましたが、その時は状態が良いもしくはレア度が高い、元値よりも高いCDしかなくて躊躇しました。
それが先日行くとワンコインの中古品があり、万を持して購入しました。
そして聴きました。
一般的にロキシー・ミュージックの最高傑作と評される「アヴァロン」とおよそ2年のインターバルを経た再結成後初の作品の「マニュフェスト」に挟まれた「フレッシュ・アンド・ブラッド」はデヴィッド・ボウイのベルリン三部作に例えると「ロジャー」みたいな立ち位置だと以前から思っていましたが、その立ち位置通りであると同時に「アヴァロン」の下地になった作品でもあると思いました。
というか、前述したレンタルCD屋さんで「サイレン」と一緒にレンタルしたベスト盤に収録されていた曲がたくさん収録されていて、新鮮味がそこまでなかった(笑)。
というのもロキシー・ミュージックで好きな曲を20曲選べと言われたら、♪オー・イェと♪セイム・オールド・シーンは選ぶと思います。
また、オープニングの♪イン・ザ・ミッドナイト・アワーも、ザ・ジャムより先にロキシー・ミュージックのバージョンを聴いてましたし(なので、「モダン・ワールド」のラストでザ・ジャムのカヴァーを聴いた最初の印象はロキシー・ミュージックもカバーしていたよね、でした)。
同時にレンタルCD屋さんで借りたあのベスト盤ももう一度聴きたいと思いましたが、レンタルCD屋さんは閉店しており、代わりにTSUTAYAでレンタルできたのはキムタクのドラマの主題歌にブライアン・フェリーの♪トーキョー・ジョーが起用されてヒットした後に再編集されたベスト盤しかなく、♪トーキョー・ジョーが1曲目に収録されていた代わりに♪オーヴァー・ユーや♪イン・ザ・ミッドナイト・アワーがカットされていたことを思い出しました。







