以前ガンダムシリーズの舞台の一つである宇宙世紀(U.C.)に関するシンポジウムが開催されていた記憶があって、私クワヒロ・バラーナはそのシンポジウムに参加しておりませんが、当ブログでも私がU.C.に関する研究を行った成果を記事にしております。
それで前々々回からグリプス戦役でティターンズのパプテマス・シロッコ大尉がジュピトリスの艦内で独自に設計・完成させた3機の試作MSのPMX-001 パラス・アテネとPMX-002 ボリノーク・サマーンとPMX-003 ジ・Oは3機連携での運用を想定して開発されたとされているが、シロッコの狙いは別であった可能性があるとし、火力支援及び対艦に特化しているとされるパラス・アテネはPMX-000 メッサーラの次のシロッコの乗機の可能性もあった一騎当千型のMSでボリノーク・サマーンは腹心であるサラ・ザビアロフ曹長の専用機であると同時に索敵・偵察機の側面とバイオセンサーの実験機との側面も持ち合わせたMSと位置付けました。
そのパラス・アテネとボリノーク・サマーンを従えてシロッコがジ・Oに搭乗して出撃するのが「Z」の46話になる訳ですが、ハマー・カーンが搭乗するAMX-004 キュベレイと対峙した際にシロッコのジ・OはMA並みの推力を有する背面のスラスターと合計50以上とされる姿勢制御用のスラスター及び制御系へのバイオセンサーの搭載とその設計の狙いの通りに高い機動性と機体追従性を発揮してキュベレイのファンネルによるオールレンジ攻撃を避けることはもちろんジ・Oのビーム・ライフルでキュベレイのファンネルを次々に撃ち落とします。
一方で、レコア・ロンド少尉が搭乗したパラス・アテネとボリノーク・サマーンの方はハマーンのキュベレイのファンネルによるオールレンジレンジ攻撃によって早々に戦闘力を奪われ、シロッコのジ・Oの援護や露払いはもちろん3機の連携が発揮される場面はありません。
また、ボリノーク・サマーンに至っては目の前で対峙するシロッコのジ・Oとハマーンのキュベレイから感じ取ったことは頭部のレドームによる索敵から得られた情報によるものではなく、サラのNTとしての能力であったと思われます。
むしろボリノーク・サマーンがバイオセンサーの実験機であれば、この46話を通してバイオセンサーが機能している可能性はあります。
一方で、46話でのハマーンのキュベレイとの戦闘は3機での連携を想定していなかった、その範疇を超えていたのかもしれません。
と言うか、全4回に渡ってここまで書いておいて何なんですが、46話の冒頭でシロッコはサラとボリノーク・サマーンは防衛戦力としてジュピトリスに残して自身はレコアのパラス・アテネを僚機としてジ・Oで出撃しようとしているんですよね。
そして、ハマーンのキュベレイを前にシロッコがレコアとサラに出した指示も狙いはキュベレイ1機だとして散開してハマーンを囲め、ですから。
そもそも火力支援も索敵もないと言う、、、。
逆に狙い通りであったと言えるジ・Oについては(もっともシロッコの反応はキュベレイがファンネルを装備していること想定しているとは思えない描写ですけど)3機の連携よりもハマーンのキュベレイやカミーユ・ビダンが搭乗するエゥーゴのMSZ-006 ZガンダムらNTとの決闘を視野に入れた機体であった可能性が高いと思います。
それ故にコロニー・レーザーを巡る攻防戦で決闘用のMSを用意したのにエゥーゴのクワトロ・バジーナ大尉ことシャア・アズナブルがMSN-00100 百式に搭乗して現れたことにそんなMS呼ばわりをしたのではないかと思います。
いずれにせよ46話でのシロッコの目的はティターンズの総帥であるジャミトフ・ハイマン大将とハマーンとのトップ会談を装ってジャミトフをハマーンの仕業として暗殺し、あわよくばハマーンも排除してティターンズの実権を握ることであったと思います。
そして、シロッコがハマーンやシャアにカミーユのZガンダムとの直接対決に決闘用MSを用意したとすれば、46話での3機での出撃は3機連携での目的の達成よりもその局面に自身のハンドメイドのMSに自身に従順な女性を搭乗させて出撃させることで女性を侍らせて登場したかっただけのように思います。
もちろん前述した通り3機での出撃は成り行きでありましたし、3機の連携を視野に入れてハンドメイドの試作MSを同時並行で設計を進めて完成させることは天才の所業であると思います。
ですが、自身に心酔する彼女らをさながら親衛隊のように従えて決戦の場に登場する、こっちの方が如何にもシロッコらしいのではないかと思います。





